2019年9月3日

響いたのは、音ではなく心の声

私が最初に女の子と付き合ったのは、中学2年生の時。同じ吹奏楽部のフルート担当の子でした。私はチューバ担当、木管・金管とパートが違うので練習で一緒になることはほとんどなく、合同練習で会うだけ。しかもフルートは吹奏楽の花形で最前列、チューバは裏方担当で最後方に陣取る楽器。クラスも違い、入部してから会話をすることもほとんどなかった二人が知り合ったきっかけは、クラス対抗の合唱祭。カノジョは伴奏で私は指揮と、立場は違えど重要な立場。でもそれは、吹奏楽部だからとクラスで決められただけでカノジョもピアノは苦手、私も指揮は初めてで、お互いに悩みを打ち明けることで、自然と仲良くなりました。それから一緒に登下校したりして、合唱祭までは本当に楽しく、あっという間に過ぎていきました。そしていよいよ本番。カノジョは見事に演奏をこなし終了、私は最下位でしたが、お互いに結果には満足していました。でも気が付くと周りの目が「付き合ってるの?」という視線に変わっていて、そんな視線に慣れていなかった私は、少しずつカノジョのことを変に意識するようになってしまい、お互いに登下校時に話すことが無くなり、自然消滅となりました。高校も別々となり、その後も会っていませんが、今でも大切な思い出です。http://andersonranchalumni.org/