2019年9月30日

30過ぎの私に初めて彼女ができたこと

今年で35歳になる男です。恥ずかしい話、私は今まで恋愛というものに縁がなく、この歳になるまで一度も女性とお付き合いした事がありませんでした。

仕事は介護の仕事をしているので周りに女性はたくさんいるのですが、「いいな」という人がいても彼氏持ちや既婚者女性ばかりで声もかける事が出来ませんでした。

そんな私に転機が訪れたのは今年の5月の事です。私の勤める介護施設に中途採用として32歳の女性が就職しました。

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私は彼女を初めて見た時に心臓が自分でも分かるくらいに、「ドキン」とひと際大きく鳴るのを感じました。そう、いわゆるひと目惚れってやつです。

彼女の外見は「美人」というのは彼女のためにあるんじゃないのか?という程に凄い美人な人でした。当然、職場の中でも「綺麗だね~」と話題になり、私以外の男性スタッフの間でも密かに人気がありました。しかも大人しいというか、おしとやかな女性だったので、そこが男性心を物凄くくすぐってきます。

「このままでは他の男性スタッフに取られてしまうかも!」と私は凄い焦りました。こんなに焦ったのはこれまでにもこれからも無いと思います。「なんとか付き合えないかな」と日々、苦悩していましたが、恋愛経験のない私には声をかけるのにも一苦労です。

でもそんな私に神様がチャンスをくれました。一緒に夜勤をやっている時、休憩時間に2人きりだったので「沈黙になるのはまずい!」と思い、話を自分から振るのは苦手な私もあれやこれやと話しかけていました。

正直、話の内容は「今日は暑いね」、「眠くない?」とか、しょうもない話ばかりでした。彼女も自分から話す人ではなく、相槌を打つタイプの人でしたので、会話を頑張って振ってもすぐに沈黙になります。

ですが私が「趣味は何?」と聞いた時に転機が訪れました。彼女は「小説が好き」と返しました。ちなみに私も小説が好きです。小説の中でも海外小説が好きで、その中でも特に、「ザ・ロード」という小説が好きです。それを彼女に話したら、「それ私も大好きです。映画化もしましたよね!」と嬉しそうに話してくれました。

この時の事は今でも鮮明に覚えています。それからもその小説の登場人物、ストーリーの事についてお互いの感想などを話し、1時間の休憩時間はあっという間に終わってしまいました。

その日の夜勤も無事に終わり、「凄い楽しかったな~」と仕事の疲れなど何処かに吹き飛び、好きな人と話しが弾んだことが物凄い嬉しかったのを今でも思い出します。きっと恋人がいる人はこんな気持ちなんだろうなとしみじみ思いました。

「でも待てよ…これってうまくしたら付き合えるんじゃないか?」と思いました。趣味が合うと距離は縮まります。幸いな事にその月は彼女との夜勤があと2回残っています。

私は勝負に出ました。次の夜勤では普通に小説の話をし、その次の夜勤の時に、思い切って告白しました。これは本当に勇気がいりました。心臓がバクバクして変な汗が噴き出ていました。というか職場で告白って?とも思いましたが、突っ走ってしまいました。自分でもかなりの勇気を出しました。なんせ今までの人生で告白なんてした事がないのですから。

「これ断られたら今後の仕事どころか、今日の残りの夜勤気まずくなるんじゃ…?」と後悔したのは告白した後の事です。ヒヤ~っと冷や汗が流れるのを感じましたが、彼女の返事は「お願いします」との事。思わず「はあっ!?」と変な声を出してしまいました。嬉しい感情、まさか受け入れてくれるなんてという驚きの感情が瞬く間に私の中を駆け上がりました。

「え?」としている彼女をみて慌てて落ち着きを取り戻そうとした私は、「あ、ありがちょ」と舌を噛んで変な声に。それを見て苦笑いしている彼女を見てようやく冷静さを取り戻しましたが、すぐに「やったー!」と内心ガッツポーズを取りました。

まさかひと目惚れの女性と付き合えるなんて!今までの人生でこんなに嬉しかった事はありません。

彼女とは当然、今でもお付き合いしています。お互いに本好きなのでデートはもっぱら図書館とか本屋です。でも凄い満足しています。

本屋や図書館を巡った後にカフェでコーヒーを飲みながら好きな本について意見を交わす。これが凄い幸せです。

まだ結婚とか考えるのは気が早いかもしれませんが、好きな彼女と本棚に囲まれた生活を送れたら…といつも妄想してしまいます(笑)